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by nadeusagi カテゴリ
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【お話】 東京郊外にある、「ダンチ」で暮らす京橋一家のモットーは、 「何事も包み隠さず」。 娘の初潮だろうが、息子の夢精だろうが、みんなでお祝いするし 子供たちをどこで授かったかまで、すべてオープン。 ちょっと変わっていても、風通しの良い、幸せな家族に見える京橋家だが、 実はそれぞれ、自分だけの秘密を持っていた。 自分ひとりだけ、家族に隠し事をしている・・・という罪悪感もありつつ、 他の家族には秘密があるなんて想像もつかない。 すべて知り合っているようでいて、実は肝心なことは何も知らない・・・ それぞれの視点から「家族」を語ることによって浮かび上がる、ゆがみ。 家族とは何か。すべてをオープンにすることが「理想の家族」と言えるのか。 父親、母親、娘、息子、祖母、父親の愛人から見た、それぞれの 「京橋家の真実」とは。 【感想】 角田光代の作品は、数冊しか読んでませんが、割と好きな方ですね。 家族もの、というよりは、親子もののイメージがあります。 いろいろな賞を受賞しているため、図書館派のなでうさぎには なかなか巡り遭えない本が多いです・・・ この作品は、最近映画化もされましたね。観てませんが。 以前は、本を読んだ後で映画を観るようにしていましたが、 最近は読むだけになってますね。。。何か、映画観るの疲れちゃって。 京橋家のモットーは、一見理想的かなって思いますけど、 全く秘密がない家族なんて不可能ですよね。 なでうさぎが何でも話せ!なんて言われたら、作り話するでしょうね。 むしろ、あんまり正直に話すな!って方が話したくなるかも。。。 ほんとに隠し事をしない人たちだったら、逆に社会生活に支障が出そう。 そもそも、何でも正直に話せばいいってものではありませんからね〜。 知らなくてもいいことや、知らない方がいいことまで せ〜んぶ聞かされるのも結構つらいだろうし。 余計な軋轢まで生んでしまいそう・・・ なでうさぎは、感情や本心をひた隠しにして育ったために、 隠す必要がない場面でもうまく表現できなくなっちゃいましたから、 ある程度素直なのが良いでしょうけど。 でも、「包み隠さず」を強制されると厳しいですよね。 何事も、ほどほどが一番。 「家族」だからといって、すべてを理解し合っているわけでもなく、 誰かが誰かの所有物なわけでもない。 それぞれが独立した一個人として生きて行く中で、たまたま 血を分け合い、一緒に暮らすことになった集合体なんですよね。 本当のところは本人にしかわからない。 でも、理解し合っている、という幻想がなければ一緒には暮らせない。 そう考えると、京橋家はやっぱり「理想の家族」なのかも? 心の中で何を思っていようが、表面上で上手くいっていれば それで幸せなのかな。 もちろん、無理をして表面だけ取り繕うと、精神的にゆがんで つらくなるでしょうから、あくまでも無理をしない範囲で、ですけどね。 それが簡単にできたら苦労しませんが。。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 結婚を意識しながらも、一人で好きなように生きられる シングルライフを楽しむ5人の男たち。 女好きの遊び人、アニメオタク、ゲイ、パラサイトシングル、 彼女との結婚に踏み切れない男。 事情は違っても、「誰にも束縛されず、お金も時間も自由に使いたい」 「もっといい人が現れるかもしれない」という思いは同じ。 したくないわけじゃないけど、イマイチ積極的になれない・・・ そんな男たちの前に、「運命の女」が現れた。 やがて、平凡だった毎日が徐々に壊れて行く・・・。 【感想】 黒田研二メフィスト賞作家ですね。この人の作品も割と読んでます。 他の作品とは、かなり違った感じの作品ですが、面白かったです。 5人の男は、ちょっと極端かも知れないけど、「結婚できない男」の ステレオタイプを集めてみました、ってとこですかねー。 あ、この「できない」は「積極的にしたいと思わない」も含みます。 「好きなことを、好きなだけ行える快感ー。 その自由を失ってまで、結婚する価値はあるの?」という 帯の言葉がすべてを物語ってますね。賛否両論だとは思いますが。 価値のあるなしじゃないだろう、という人が多そうな気がします。 なでうさぎも、結婚願望はまるでなし。 むしろ、いろいろと考えなきゃいけないことが増えて面倒そう・・・ なんて思っちゃってます。。。 こういうのって、育った環境によるところが大きいのかも知れませんね。 なでうさぎの家族形態は、父親が婿養子なので、母親の両親と同居タイプ。 この親子の仲が悪い悪い。笑 毎日、顔を合わせればケンカばっかり。というより、なでうさぎから見れば 母親がわざわざ嫌みな言い方でケンカを売ってるんですよ。 でも口では勝てなくて、悔しくてなでうさぎに怒鳴り散らして八つ当たり、 というのが基本パターンでしたね。 家族とか親子って、こんなもんなんだ・・・と妙に冷めた子供でした。笑 もちろん、もっとひどい環境で育っても、だからこそ自分の家族を 持ちたい、と思う人もいるでしょうから、一概には言えませんけどね。 話が逸れましたが。。 途中で、だいたいの構造は読めてくるのですが、 これを一体どうやってまとめるの??と興味深々で読んでしまいました。 いろんな意味で、興味深い作品です。 これって、「タイプ別・なかなか結婚に踏み切れない男の落とし方」 としても読めるかも・・・なんて思っちゃいました。 まあ、この通りに攻めてもうまく行くとは限りませんけどね。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 計画性のない両親の夜逃げのため、高校進学を断念した照代は 「遠い親戚」がいるという、佐々良で暮らすことになった。 気難しい老婆との2人暮らし、慣れないアルバイト、 おせっかいな隣人たち・・・・ 両親と離れ、連絡も取れない状況でどこか投げやりな照代だったが、 やがて差出人不明のメールが届く。 意味不明なメールに、なぜか元気づけられつつ 佐々良の人たちとも馴染み、時間がかかっても高校へ行くことを決意。 親の借金はかなりの額だし、行方もわからない。 メールの差出人も不明のまま。幽霊まで出てくる。 問題は山積みだけど、高校には絶対に行く。 こうして、照代のちょっと不思議な、でもとても暖かい 佐々良での生活が過ぎていく・・・。 【感想】 加納朋子の作品も、多分制覇しているはず。 なでうさぎの好きな作家の一人です。 日常の謎系が多くて、全体的にほのぼのとした作品ですね。 後味の悪い作品もないので、安心して読めます。 この作品は、一応「ささらさや」の続編・・・というか、姉妹編なんですが 順番に読まなくても十分に楽しめます。 なでうさぎは、「ささらさや」が出た時に読んでいたのですが、 この作品を読んでから再読しました。 個人的には「ささらさや」のほうが好きですが、この作品のほうが 現実的というか、照代のひねくれっぷりに昔を思い出して見たり・・・ 謎要素は少なめですが、普通の小説として楽しめます。 両親のことも、佐々良の人たち(特に3婆)のことも 表面的にしか見れず、自分に同情していた照代が 少しずつ周りを見るようになり、自分の人生を自分自身で 切り開いて行こうとがんばる姿に、何だかさわやかな気分になれます。 この作品は、ドラマ化もされたんですが、どうやら「ささらさや」と ごちゃまぜにしたようなドラマだったみたいですね。 なでうさぎは、基本的に本で読んだ物の映像は見ませんが たまたま20分くらいだけ見ました。 あんまりイメージと合わなかったし、原作と違うのですぐに 消してしまいましたが。 ひねくれてささくれた気持ちを癒してくれて、自分自身を見つめ直し 目標に向かってがむしゃらに頑張る勇気をくれる・・・ なでうさぎも、佐々良に住みたいなあ。。。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【2006年3月】 計 19冊 *は読書日記あり 「スイート リトル ライズ」 (江國 香織) 「鎮火報」 (日明 恩) 「てるてるあした」 (加納 朋子)* 「結婚なんてしたくない」 (黒田 研二)* 「カーの復讐」 (二階堂 黎人) 「ささらさや」 (加納 朋子) 「空中庭園」 (角田 光代)* 「私が彼を殺した」 (東野 圭吾) 「θ[シータ]は遊んでくれたよ」 (森 博嗣) 「現実入門」 (穂村 弘) 「六とん2」 (蘇部 健一) 「庖丁人 轟桃次郎」 (鯨 統一郎) 「NR ノーリターン」 (川島 誠) 「τ[タウ]になるまで待って」 (森 博嗣) 「死亡推定時刻」 (朔 立木) 「命の終わりを決めるとき」 (朔 立木) 「天に還る舟」 (島田 壮司・小島 正樹) 「夢のカルテ」 (高野 和明・坂上 仁志) 「月と菓子パン」 (石田 千) ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 昭和20年5月・沖縄。 米軍の上陸が始まり敗戦間近な雰囲気に包まれる中、 逃亡兵となった19歳の防衛隊員・佐敷真市は、戦死した幼なじみの妻・ チヨのいる集団と出逢う。 チヨは、乳飲み子の娘と逸れてしまい、危険も省みず 必死に逃げて来た道を、引き返すという。 気持ちはわかるが、自分の命が大切だし、一緒にいるのは足でまといになる。 生きているはずもない。でも、見捨てるのは忍びない・・・・。 チヨと共に逃げていた人々は、複雑な想いを抱えていた。 そこで、兵士である真市に白羽の矢が立った。 自分だけ生き残って逃亡してきた負い目もあり、乳児を探して チヨと共に戦火の中へと引き返すことに。 米軍はもちろん、日本軍からも追われる立場の真市だが、 途中で片腕片足の少尉と出会い、脅されながら彼を背負い、 互いに反目し合い、ののしり合い、利用し合いながら進んで行く。 いつ死んでもおかしくない状況の中、それぞれの信念と思惑が ぶつかり合いながらも、かすかな希望に向かって。 【感想】 古処誠二は、なんだかんだでほとんど読んでますね・・・ なでうさぎは戦争物が苦手なんですが、この人の本は好きです。 描写はもちろんですが、心理描写がものすごくリアルなんです。 きれいごとでは済まされない、でも、自分さえ良ければいいわけでもない 極限状態での心理。生への執着、欲望、絶望、後悔、罪悪感、希望・・・ それぞれの立場があり、必ずしもどちらか一方が正しいわけではないし、 主張していることも理解できるため、なかなか感情移入は難しいです。 でも、第三者として引いて読むこともできない。 強いていうなら、全員に感情移入してしまっているのかも知れません。 元々は、ミステリーでデビューした作家ですが、 (だからなでうさぎも読んだわけです・・・)2作目以降は 戦争ものばっかりですね。 最初のミステリーがなかったら、きっと読むことはなかったでしょう。 そう考えると、運が良かったと思います。 戦争を題材にして、しかも同じ沖縄が舞台の作品が他にもありますが、 題材や舞台が似ていても、各作品とも質が高いです。 読み始めたら途中で止められません。 決して、戦争反対!と訴えるわけではなく、その時代を精一杯 生き抜いた人々の姿を、淡々と綴っていく中で、やり切れなさや もどかしさ、悲惨さが伝わってきます。 戦争を知らない世代にとっては、ぜひ読んでおきたい作品だと思います。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 かつて、助教授役で人気を博した俳優・志摩征夫が誘拐された。 最近は仕事もぱっとせず、別居状態だった妻・恵里香のところに 身代金要求の電話が入る。 翌日、犯人の要求通りに恵里香が身代金を運ぶが・・・・・。 やがて事件は真の姿を現し、不可解な謎が浮かび上がる。(助教授の身代金) 中編3作・掌編1作から成る、「臨床犯罪学者」火村と推理作家・有栖の 国名シリーズ第8集。 【感想】 有栖川有栖の作品は、制覇してます。昔から好きな作家ですね。 このシリーズの他に、学生アリスが主人公のシリーズもあります。 (もちろん、シリーズでない作品もたくさんありますが。) このシリーズはかなり人気があり、安定した内容なので安心して読めますね。 ただ、やっぱりシリーズものって長くなってくると 若干マンネリ化してしまいますね・・・。 それでも、他のシリーズものにありがちな、トリックやストーリーの 手抜き(というか、このキャラがいれば売れるから・・・みたいな なげやりな感じ)はないので、面白く読めますけど。 シリーズの初めのほうで、火村の過去についてほのめかしているのですが、 作品が増えても全く触れず。 やきもきしているファンもいるようですが、なでうさぎは きっと、作者がまだ考えていないか、描いてしまうとシリーズが 続かないから書かないんだろうと捻くれた考えを持っています。 もちろん、シリーズ外の作品も面白いですよ。 たま〜に、ちょっとどうしちゃったの?っていう不思議な作品もありますが。 全体的に、クオリティは高いと思います。 この本に関しては、残念ながら表題作が一番イマイチかなあ・・・ 一番面白かったのが掌編の「推理合戦」だから、なでうさぎも しっかりキャラにはまってしまったようです・・・笑 国名に関連づけた事件を起こすのは、多少無理があっても 仕方ないのでしょうが、なでうさぎはもっと長編が読みたいので、 国名にこだわらずにどんどん書いて欲しいですね。。。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 愛した人は、邪魔な人。 50歳の美衣子は、理髪店を営む母と、年下のパートナー・青野と3人暮らし。 結婚はしなくても、年をとってからも自分を女として見てくれる、 心を傾けられる相手が欲しかった。 しかし青野は、表面は優しいものの、家賃どころか生活費も出さず 近所でも知らない人がいないほどのキャバクラ狂いだった。 別れを切り出すと、まとまった額の慰謝料を要求されてしまい、 強引に追い出すこともできずにずるずると毎日が過ぎていく。 母は老いて、そろそろ美容師を続けるのも無理が出て来ている。 ある日、かつて好きだった同級生が、脳に障害をおい、兄とともに ひっそりと暮らしていることを知る。 彼の面倒を見ることによって、精神的に満たされていく美衣子。 どうしても出て行かない青野を持て余し、母親に相談すると 思いがけない答えが。 【感想】 藤堂志津子の作品は、何冊か読んでます。直木賞作家ですね。 ミステリーではないものの、ちょっとした謎っぽいものがあったり なかなか面白い作品を書く人、という認識です。 ただ、この作品に関しては、ちょっとがっかりしたかなあ。。。 最後のオチは、残念ながらかなり早くにわかってしまいます。 もちろん、ミステリーではないのでわかっても仕方がないのですが・・・ ただ、話の流れからいっても美衣子が持っていた価値観というか イメージがラストでがらっと変わってしまうわけですから、 こういう終わり方をする以上は、もっと巧く隠さないと美衣子とともに ショックを受けられずに不完全燃焼で終わってしまいます。 なでうさぎは、他の作品の方が好きですね。 でも、自分の内面と向き合って、弱いところもずるいところも 淡々と描いていくところは好きです。 なでうさぎも、なかなか決断できずにずるずるしてしまうので。。。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 ベランダの手すりに毎朝置かれるペットボル。 交通事故現場に呼び出された何台ものタクシー。 密室状態のテント内で割られた7個のスイカ。。。 小さな体に小さな顔、仔猫のようなまんまるの大きな目をした、 年齢不詳の童顔の男・猫丸が、周囲で起こった「日常の謎」を解く短編集。 【感想】 倉知淳の作品は、割と読んでます。 読みやすいのに、結構しっかりとした内容で、好きなほうなのですが。 この作品は、他に比べるといまいちかな・・・ 猫丸先輩のシリーズはだいたい読んでますが、 今までよりももっと意地悪になって、謎のほうは苦しくなって来てるかも。 短編のせいかなあ・・・・。でも前作はもっと面白かった気が。 もともとが些細な謎なので、かなり説得力がないと 物足りない感が残ります。 まあ、キャラものはそれだけで読めてしまうんですが。 次回は、長編で読みたいですね。 イラストがイメージにぴったりで、「この顔でこんなこと言って・・・」と 思いながら読むのも楽しいです。 どうやら、各タイトルが他の作家作品のパロディのようなので、 元ネタを考えるのも楽しみのひとつ。 内容がリンクしているかは別問題ですが。。。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪ 富士急ハイランドに行って来ました。 乗ってきましたよ、「ええじゃないか」! (本当は、2つめの「え」が逆さまなんですが。。。) ギネスに認定された、回転数世界一のジェットコースター。 座席の回転:7回 ループ:2回 ひねり:5回 総回転数:14回 絶叫マシン好きのなでうさぎとしては、乗らずにはいられません! しかも、7月19日にデビューしたばかり。 なでうさぎは夜の8時過ぎに行ってみたのですが、 それでも20分くらい並びましたね。 ギチギチにバーで固定され、ベルトを閉めて、いざ!! お兄さんたちの「ええじゃないか〜♪」という声に送られて出発。 後ろ向きのまま、上へ、上へ、上へ・・・ まだ上るんかい!!と突っ込みたくなる頃、突然の落下。 回転。ひねり。また上昇。落下。回転・・・・ 我に返ると、終了してました。。 正直、思っていたほどではなかったのですが、それは夜だったせいかも? 暗闇に放り出されるようなスリルはありましたし、 胃が浮く感じも・・・ 多分、昼間のほうが下がよく見えるのでスリルがあって面白いと思います。 逆立ち状態の時は、肩にすべての重みがかかるので、 ちょっと痛かったです。 久々の絶叫マシン、大満足でした♪ お好きな方は、ぜひ。 ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
【お話】 バブル崩壊後の長引く不況により、犯罪が増大、多様化してきた新宿副都心。 警察では解決しきれない難事件や奇妙な事件を解決するために 都知事の要請により「緊急推理解決院」=EDS が設立された。 「歴史推理科」「女性推理科」「不可能推理科」「怪奇推理科」 「スポーツ推理科」「動物推理科」「外国人推理科」「小児推理科」等、 各専門分野における探偵師(ホームズ)と助師(ワトスン)が 幅広い謎の早期解決に尽力している。 あるクリスマスイブ、各科が依頼人で賑わう中、院長室に現れた一人の女性。 一年前の事件の真相を暴くため、集団殺戮も辞さない覚悟で乗り込んで来た 彼女は、何も知らない患者の少女に爆弾を持たせていた。 EDS存続の危機を乗り切れるのか。 【感想】 新世紀「謎」倶楽部の第5作です。 これは、何か小説で面白いことをしたい、という作家たちが集まって 合作をしている集団ですが、固定メンバーではなく、作品によって メンバーが違います。 この作品では、石持浅海、加賀美雅之、黒田研二、小森健太朗、 高田崇史、柄刀一、鳥飼否宇、二階堂黎人、松尾由美の9人です。 なでうさぎは最初の3作も読みましたが、そっちのほうが面白かったと 思います。 過去の作品では、まさに合作という感じで、章ごとに作家が変わるので 事件がどんどん変な方向にずれていったりします。 自分の名探偵キャラが解決しても、次の章で別の探偵にひっくり返されたり。 まとまりはないものの、どう辻褄を合わせるのか楽しみで読みました。 でも、この作品では、各科によって作家が異なるため、それぞれの 短編を寄せ集めて途中で切り、間に別の短編を入れたような作りです。 それぞれの「謎」はスッキリと解決されますが、合作の意味があまり ないような気がします。 同じ設定の中で短編を書いている、という意味では合作と言っても いいのでしょうけど・・・・ ブログランキング(ranQ)に参加しています! よろしかったら、こちらをクリックしてください♪
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